
「職能」を生かす典型的な方法であると言え、それだけ大きな自己実現の充実感を味わうことができます。
難易度の高い資格(国家資格など)を武器に独立するのと似て非なるものに、特殊技能を売り物にする独立の仕方があります。
代表的なのは通訳や翻訳などです。
こう言うと「ああ、そう言うことか」とおわかり頂けるかと思います。
通訳や翻訳では、民間の資格は英検やTOEICあるいはTOEFLなどいろいろあります。
しかし、国家資格というと日本では「通訳案内業」いわゆる「通訳ガイド」以外はないのです。
こう言うと以外に思われるかも知れませんが本当なのです。
通訳案内業を取得していることは、特殊技能を有することの証明になりますが、弁護士や司法書士、あるいは一級建築士というような感じで潰しの効く国家資格がないのです。
確かに英検一級(あるいは独検などの他言語の一級)やTOEIC 900点などの民間資格もすごいものではありますが、通訳や翻訳とは外国語力だけではやっていけない仕事です。
つまり、外国語力の他に日本語力、そして当該の通訳または翻訳する分野の専門知識が問われます。
それだけ、「腕一本」的な要素が濃くなります。
生き残るにも英語なら競争相手が多く、他言語なら競争相手が少ない反面、ジョブの絶対数も少ないなど、なかなか厳しいものがありますが、一度実力を認められるとずっと贔屓にして貰えますし、定年というものがないので、かなり高齢になるまで仕事を続けることができます。
また、ライターの進化型(?)として「作家」という働き方もあります。
作家になるには、フィクションの場合は文学賞に応募して入選するというのが最もわかりやすいコースですが、食べていけるようになるにはなかなかの努力が必要です。
ノンフィクションその他の作家の場合は、それを対象とした賞もありますし、出版社とのコネをつくって売り込んでと言う方法もあります。
文章を書くと言うことに関して、人後に落ちない実力と情熱がある人はこの方向を目指しても良いわけです。
これらの、特殊技能を武器に独立する方法は、自分の持つ「職能」を生かす典型的な方法であると言え、それだけ大きな自己実現の充実感を味わうことができます。
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