
独立起業する、平たく言えば商売を始めると言うことですが、商売を始めると聞いてまず頭に思い浮かぶのは、なにかの店を開くという形ではないでしょうか。
扱う品物はさまざまです。
わたし達は、小さい頃から自分の暮らす家の周辺でさまざまな「店」を見て来ました。
大抵の人は店でものを買う立場の人だったのではないでしょうか。
店で物を売る立場だった人、すなわち自分の家が何かの店を営んでいたという人も大勢いらっしゃるだろうと思いますが、需要と供給の原理を考えてみても、お店の経営者の数は、一般家庭の数よりもずっと少なくなければなりません(でなければ、経営が成り立ちません)。
言ってみれば、店を開くと言うことは、多くの人にとって未経験の世界であると言うことになります。
子供の頃は、家がお店をやっていると言う友達がいれば、羨んだものです。
そして言いましたね、「お前の家は○○がただで良いなあ......」と。
例えば、お米屋さんならお米はタダだと思っていたことがありますね、きっと。
実際には、店においてある品物は問屋から仕入れたもので、仕入れ値を払っているのだから安いけれども決してタダではないと言うことは、長じてから理解します。
小さな子供だった頃は、「お店」と言ってもほんの一握りの限られた「お店」しか知りませんでした。
けれど、大人になるにつれて世の中には実にいろいろな「お店」があるものだと言うことを知るようになります。
お菓子屋さんや、本屋さん、文房具屋さんだけが「お店」ではなく、よく考えてみればコンビニだって「お店」だし、ガソリンスタンドだって「お店」なのです。
多くの子供にとって「お店」をやっている家と言うのはいささか特別な存在でした。
それは、サラリーマンとしての生き方と、リスクを負って個人事業主となる生き方との違いが子供の世界観にそのような形で反映されていたものかも知れません。
長じて今、独立企業を考えているあなたも、何かのお店を開くと言う選択肢に視線を投げかけたことがあるのでしょうか。
まず、店を出す、と言う形の独立企業について少し考えてみましょう。
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